PCI Express x8 スロットに x16 のカードを挿す

今まで ubuntu を 1600×900 の解像度で我慢して使ってきたが、やはりディスプレイに合わせて 1920×1080 で使いたいよね、オンボードのグラフィック機能だとインストール直後は 800×600 の解像度しか選べず、xorg.conf で適切なドライバー (sis) を選択してようやく 1600×900 になりました。オンボードだと 1920×1080 は無理なのだろうか、一応できるという情報も見つけたのだけど → ここ

それと Unity の動きがもっさりしていて、Aero の方がさくさく動くぐらい。これはいけない。ということでグラフィック カードを購入。ついでに前から気になっていた CPU のアップグレード。今どき Pentium Dual Core ってのもね。

Ivy Bridge 欲しいなー、と横目で見ながら秋葉原ツクモにて中古品を購入。

グラボはこれ。CPU の写真は撮り忘れた。
CIMG2779

別にゲームをするわけでないので、グラボは安物でいいのです。
CPU に関しては、ソフマップに Q9550 ファン付き 14,000 円のがあってかなり迷ったけど、ケチりました。ファン無しで 12,000 だったら買ったと思う。世間は Ivy Bridge で騒いでいるのに、今どき LGA775 の延命措置とか甚だ時代遅れ感は否めない。

サーバー本体はお馴染み NTT-X Store で 12,000  円で買った Express5800/110Ge に、CPU、RAM、HDD を適当に追加して使っています。検証用に SAP ERP 6.0 EhP4 と Solution Manager 7.0 EhP1 を同時に動かしたこともある実力派。いや、まあ遅すぎて使い物にならなかったけど。

詳細なスペックはここで↓
http://wiki.nothing.sh/page/NEC%20Express5800%A1%BF110Ge

CPU は普通に交換するだけなんですが、ここで問題になるのは、「マザーボードが搭載しているソケットは PCI Express x8 なのに、買ってきたグラボは PCI Express 2.0 x16 である」 ということ。x4 やら x8 やらのグラボなんて希少品種過ぎる。

手としては、2 通り。それは

  • ソケットを削る
  • グラボを削る

以前、USB 3.0 のカードを挿したときは PCI Express 2.0 x16 のスロットに x1 のカードを挿すパターンだったので、何も問題なかったのですが、今回は x8 のスロットに x16 のカードを挿すので、そもそも物理的に無理があるのです。規格上は OK なんですけどね。スロットの形状もフレキシブルにして欲しいところ。

簡単なのはグラボを削るほうですが、二度と x16 で使えなくなるので、スロットを頑張って削ることにしました。「PCI スロット 加工」 で検索すると、過去の実績もけっこうあります。

普通の小さいカッターと、ライターで熱した金属片を駆使 (スキーワックス用のアイロンはあるけど、半田ごては持っていない)  してこんな感じに削りました。ええ、小 1 時間かけて 2 スロット両方やりましたとも。

CIMG2775 CIMG2776

上から見るとこんな感じです。懐かしの白い PCI スロット。過去には ISA スロットなんてのもありましたね。

CIMG2774

さて、グラボを装着。削ったところにちゃんと入っています。カッターで削っているときに、スロットのピンを何回かガリッとやってしまったので不安です。

CIMG2777 CIMG2778

で、おそるおそる電源投入。
BIOS が起動するまで時間かかるなー、という感じでしたが、煙や火花が散ることはなく、グラボと CPU が無事認識されたようです。加工したスロットは無事だった!しかし、Ubuntu が起動してきません。お決まりですね。
xorg.conf で sis ドライバーを明示しているのが理由でしょう。ファイルを書き直して再起動すればいいのでしょうが、CPU と GPU を両方変えたこともあって、本当にちゃんと動いているかどうかを使い慣れた Windows で確認することにしました。

んで、こんな感じです。

devmgmt aida64

無事認識されています。が、一つ問題が。グラボが x1 で動作しているのです。

結論から言うと、これはそういうものらしいです。

先ほどの写真を下に再掲します。wiki のページによると、写真の左側が #1 、右側が #2 と呼ばれているそうですが、#1 は x1 で動作して、#2 は x4 で動作するらしいのです。おいおいおい。
じゃあなんで今回は #2 ではなくて #1 に挿してんの、って話なんですが、#2 はスロットを加工しても物理的にダメなのです。wiki にも書いてありますが、#2 スロットの上にある黒い四角いコイルが邪魔で、カードが入りません。こんなところに配線しないで欲しい・・・。

CIMG2774

どうしても性能が欲しくて #2 にカードを挿すときは、こんな手順があるそうです。世の中には猛者と呼ばれる人がいるものですね。もちろん今回は見送ります。

  • やっぱりグラボを削る
  • コイルを削る (!)
  • コイルを移動して半田し直す(!!)

Windows での確認が取れたので、ubuntu 12.04 を再インストールです。NVIDIA のチップは自動的に認識されて適切なドライバーがロードされるらしく、何の設定をすることもなく 1920×1080 表示になりました。「xorg.conf? 何だっけそれ?」

Screenshot from 2012-06-03 22-16-30

# オンボード デバイスも勝手に認識して欲しいなぁ・・・

広告

USB 3.0 にようやく対応

USB 3.0 対応の外付け HDD を入手したので、USB 3.0 のインターフェース カードを購入し、今更ながら USB 3.0 を初体験しました。インターフェース カードは 2,000 円切ってるんですね。安すぎる。

USB 3.0 さえ使えればいいので、コスト重視で選んだのがこれ。今回はロープロファイルのスロットに差します。

シリコンパワー – SPPU3V10

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC-Express-%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E7%94%A8-%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-SPPU3V10/dp/B00450D45O

送料込みで 2,000 円とちょっと。玄人志向の USB3.0N3-PCIe と迷ったが、シリコンパワーの方が安かった。玄人志向のカードだと最新版は USB3.0N4-PCIe だけどロープロファイルは非対応。

ちなみに玄人志向は USB3.0N-LPPCI という、PCI Express じゃなくて普通の PCI 向けの USB 3.0 カードを販売しています。渋い。

0 これを買った。

基板は小さくてシンプル。チップらしいのは 1 つしか見当たらない。唯一のチップには NEC CHINA D720200F と書いてあるので、これが噂のルネサス エレクトロニクス(旧 NEC エレクトロニクス)製 μPD720200 か。

CIMG1341

http://www2.renesas.com/usb/ja/product/upd720200.html

今回は PCI Express 2.0 x16 のスロットに差します。うーん、勿体ない。そして x16 と x1 に互換性があることは最近知りました。というかウィキペディアに書いてありました。マルチモニタにするため、もともとはビデオカードが差さっていたのですが、それを引っこ抜いて入れ替えます。

CIMG1342 いまどきスロット 2 つは少ない・・・

x1 を x16 対応スロットに差すと、左側のピンがほとんど使われず、やはり勿体ない。

CIMG1345

さてここで問題発生。おそらくバスパワー用と思われる、電源ソケットが基板上にあります。電源ケーブルを用意してなかった!というのもありますが、それ以前に…

CIMG1346

ここに電源差したらフタが閉まりませんよ先生!!

まあ、この筐体が特殊すぎるだけです。なんでこの筐体をチョイスしたんだ・・・。DELL の OptiPlex を買うときは、スモールフォームファクタを選んではいけません。ちなみに黒くて大きいのは HDD です。ワンタッチで着脱が可能です。

まあいいまあいい、バスパワー使わなくても USB 3.0 は使えるよね、と期待をこめてフタを閉めた。

つなげる HDD はこれ。バッファローの HD-HU3。定番ですね。
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/hd-hu3/

インターフェース カードのドライバーをインストールし、HDD をおそるおそる繋ぐと・・・無事認識された。よかった。バスパワーなんて要らないよね。

OS は Windows Server 2008 R2 SP1 なのだけど、バッファローお得意の Turbo USB を有効化しようとしたら、怒られた。
turbousb

いやいやいや、Windows 7 対応してるんじゃないのかよ。まあ、USB 3.0 での効果は、上に書いたバッファローのページによると 6% アップぐらいなので、とりあえずはなしでいいか。

デバイス ツリーはこうなった。
devices

さて、何かコピーしてみるテスト。お決まりですね。

どーん。

usb30_fast 96.5MB/sec !!

おお、確かにこれは速い。85~100MB/sec で推移する感じかな。USB 2.0 の 480Mbps の壁はさくっと超えてる。歓喜。バッファローのページに書いてあった 123.4MB/s にはかなわないが、満足満足。

追加注文しようかな。